用語集
単語をクリックすると、説明が表示されます。
- たんぱく調整食品
- 腎臓病など食事制限をされている方向けの、たんぱく質、リン、カリウムを抑えた食品です。
- 減塩・低塩
- 食料品中の塩分を、従来の基準よりも少なくすること、また、摂取する塩分を制限することです。
食品100gあたりナトリウムが20mg以下(食塩約0.3g以下)、また、従来の商品に比べ、100gあたりナトリウムが120mg以上(食塩約0.3g以上)少ないものは「減塩」と表示できます。
- カルシウム
- 日本人に不足しがちなミネラルです。じょうぶな骨や歯をつくり、筋肉と神経の働きをサポートします。
不足すると骨や歯の形成障害になり、慢性的に不足すると、骨軟化症や骨粗しょう症になりやすくなります。
- 鉄
- 酸素を全身に供給し、貧血を予防します。
不足すると、鉄欠乏性貧血を起こします。特に女性や、成長期の子供には不足しやすい栄養素です。
- 食物繊維
- ヒトの消化酵素では消化できない成分のことで、腸内環境を改善するなど生活習慣病予防が期待されています。
不足すると、便秘や痔、肌のトラブルを引き起こすほか、肥満や糖尿病、動脈硬化など、生活習慣病のリスクが高くなります。
- オリゴ糖
- 腸内の有用菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。
オリゴ糖は消化吸収されずに大腸まで到達します。そこで善玉菌であるビフィズス菌の栄養源になって善玉菌が増えると、腸内が酸性に傾いて悪玉菌が生息しにくくなり、腸内の環境がよくなります。そのため便秘の改善や予防にも有効です。
- ビタミン
- ビタミンは、体の機能を正常に維持するために不可欠な物質です。
多くのビタミンは、糖質・脂質・たんぱく質の代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きをしています。また、血管や粘膜、皮膚、骨などの健康を保ち、新陳代謝を促す働きにも関与しています。
主なビタミン類:ビタミンA、D、E、K、B群、C
- とろみ剤
- 水分などの誤嚥のリスクがある食品に添加し、適度な粘度をつけることにより誤嚥なく水分補給をしたり、食品の食塊形成や口腔から食道入口部通過までの流動性を調節したりする働きがあります。
- UDFとは
- 日常の食事から介護食まで幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品です。
その種類も様々で、レトルト食品や冷凍食品などの調理加工食品をはじめ、飲み物やお食事にとろみをつける「とろみ調整食品」などがあります。
ユニバーサルデザインフードのパッケージには必ずマークが記載されています。
これは日本介護食品協議会が制定した規格に適合する商品だけについているマークです。
お客様が選びやすいよう、どのメーカーの商品にも「かたさ」や「粘度」の規格により分類された4つの区分を表示しています。
この区分を目安にご利用に適した商品を安心して選んでいただけます。
まずはパッケージのマークをご覧下さい。
- 咀嚼・嚥下(そしゃく・えんげ)
- 「咀嚼」とは、摂取した食物をよく歯でかみ砕くことをさし、これにより唾液を分泌させ、飲み込みやすい大きさにして食物の消化吸収を助けることです。
「嚥下」とは、咀嚼によって噛み砕かれ、唾液と混ざり合った食べ物や飲み物を口→のど→食道→胃へ送り込む一連の運動のことです。
- アレルギー
- アレルギーを引き起こす原因となるものをアレルゲンと言います。
その中でも、表示義務のあるものは、「卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに」の7品目、表示が推奨されているものは、「あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ、ごま、カシューナッツ」の20品目です。
最近では原材料だけでなく製造ラインの検査も重要視されています。